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嗚呼、野球少年

[野球ネタ]懺悔
03 /05 2011
この記事は、私、YoshiakiDXがやらかしてしまった失態について、
悔い改め、二度とやらかさないと心に決める場所であります。

以下、どーでもいい「あ~あ、やっちゃった」的な話。


あの時、僕は野球少年だった。

うむ。今よりもパワーはなかったが、今よりも守備はできる外野手だった。

今では、外野フライを取ると安堵のため息が聞こえるが、当時はそんなことはなかった。

単に目が悪くなったのかもしれないが、当時は「まだ守備ができる」という認識を、皆にしてもらっていた。
いや、小4の頃なんて、監督が、「これでセンターの免許は取れるな」なんて仰っていた。

しかし小5のある日、

その日はとある大会の3位決定戦の試合だった。

1点差でこちらのチームが勝っている。

少年野球というのは、時間制限があって、その時が最終回の表、
ランナー1・2塁というのはピンチだったが、
この回を抑えればこちらの勝利だった。

僕はレフトを守っていた。

レフトは嫌いだった。
右打者が多い少年野球に於いては、結構強い打球が飛んできやすく、
その上、取り損ねると後が無いからだ。
 
かきん。

ボテボテだったはずのゴロが、何故かサードとショウトの間を抜けてくる。

取ってくれよ。俺の所まで来るやないか。
そう思いながら、僕はボールのもとに向かった。

そしてボールを取ろうと思ったその時。

あれ?グローブが出てない!?

あわててグローブを出す。
しかし、ここでまさかのイレギュラーが起こる!

間に合わない!

すぽこーん。

気がつくと、ボールにひざ蹴りを喰らわしていた。

ランナー廻る廻る。
しかし、ひざ蹴りした後、ボールを拾ったら、まだ間に合うタイミングだった。

拾う。

投げる。

すぽこーん。

あれ?ボールが中継のサードの上を越えていく…?


はい、2点入りましたとさ。

そして裏の攻撃も空しく無得点に終わり…

僕の2度の「すぽこーん」でチームは負けましたとさ。


それ以来、守備が本当に嫌いだ。
すると、更に守備力が無くなって、使いもんにならなくなった。

今は、代打でバットを振り回すだけ。

これは覚めない夢なのかもしれない。

しかし、今年の夏で高校野球も引退となる。
そうか、覚めない夢もいつかは覚めるのか。


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芳鉄DX

アニメ、鉄道(特に関西)、カメラ、釣り、麻雀、自転車その他を愛する自称趣味人。好きなアニメはガンダム(初代)とカウボーイビバップ。でも最近は萌えも重要だと気付く。永遠の17歳ってことで。