583系きたぐに 2012年3月15日 定期運行終了の一日前 v.長文

[鉄道]583系
03 /24 2012
わりと本気で書きます。驚異的に長文になるかもしれません

というかきっとこのページは重いです

SCN_0006_20120324122151.jpg
やっぱりこの切符は死ぬまでの宝物


大阪駅に着く 大阪環状線のホームから特急・急行専用の乗り場に向かう




IMG_3327.jpg

IMG_3328.jpg
ここから「きたぐに」の名前が消えるのか…



階段付近から雰囲気は変わる もう液晶の案内板には23:27発「きたぐに」と0:34発「サンライズ」のみ

これからの旅路に期待が湧くとともに 夜行列車の本数の少なさに寂寥感を覚える


IMG_3333.jpg

IMG_3334.jpg

IMG_3332.jpg
列車がまいります


IMG_3331.jpg

列車が入線する

IMG_3364.jpg

IMG_3335.jpg





メインの窓の上に小窓が並ぶ583系

この上段に乗るのかと思うと心が躍る

IMG_3329.jpg


大阪駅の案内では10連だが今夜の「きたぐに」は12連

普段より2両増結である

やはり間もなくラストランなだけに満員だ

IMG_3340.jpg

IMG_3339.jpg




幕式の列車名・行先表示に差し込みの表示が併用されている

アナログな表示だが見易くて良い

やはり583系は国鉄車両だと実感する

IMG_3341.jpg

そして屋根のアーチが美しい

連結部から見ると車両限界一杯の大きな車体が力強い

IMG_3344.jpg

IMG_3380.jpg


側面に描かれた「Kitaguni Express」ロゴは夜行列車の夢がつまっているが

IMG_3365.jpg

もう「Express」つまり「急行」は「はまなす」だけになるのかと思うと寂しい限り

IMG_3355.jpg

車内に入ると向かいの銀色に扉が光る いつも京阪に乗っていると新鮮だ

大阪駅入線から発車まで二、三十分あるので車内を見て回る

IMG_3369.jpg

IMG_3399.jpg


ガラガラと音がたたないように開き戸になっている通路を通り座席車を見ると

IMG_3359.jpg

IMG_3357.jpg

IMG_3360.jpg

天井に折り畳まれた寝台がある

寝台が使われないと583系の広い空間は寒々しい



次いで洗面台とトイレを通る

IMG_3363.jpg


洗面台の蛇口からお湯が出ることに驚いた

更に自動水栓だ


IMG_3406.jpg

IMG_3405.jpg

トイレは国鉄型に共通する和式

洗面台、トイレの手洗い共に流れる水は飲料水ではないらしい



次にグリーン車

IMG_3368.jpg

IMG_3370.jpg

リクライニングシートが並ぶ

IMG_3372.jpg


寝台が撤去された頭上の空間は異様に広い

どことなく外国の列車のようにも思える

グリーン車に改造した際に窓も換えたのか窓と座席の不一致は無く外も見易そうで

IMG_3373.jpg

更にフットレストもついていて実に快適そうだ

IMG_3374.jpg

IMG_3378.jpg

IMG_3376.jpg


お世話になったのは9両目6列上段

金銭的に当然B寝台で最安の中上段である

そして折角なら上段だと思い上段にした


IMG_3389.jpg

IMG_3391.jpg



最も新潟寄りは12号車

IMG_3381.jpg



運転室の後ろの機械室や

IMG_3383.jpg

角ばった運転席の窓

IMG_3385.jpg

IMG_3382.jpg

輝く特急車のシンボルと上下の貫通扉のレールなど

どこを見ても質実剛健 重厚で格好良い




一回りしたので自分の区画に入る

IMG_3394.jpg

IMG_3400.jpg

IMG_3401.jpg


583系は狭いと聞いていたが確かに狭い

IMG_3409.jpg

残念ながらパン下中段は取れなかった

更に上段は屋根の形がもろに出て窓の近くはどんどん狭くなっていく

最初は荷物を持って入るのに一苦労 向かいの女性は荷物を上段まで上げられなかったので手伝った



入るのには苦労した上段寝台だが

IMG_3413.jpg

案外寝るのには十分でむしろ快適だった

IMG_3416.jpg

枕元には蛍光灯があり読書するには丁度良い


IMG_3404.jpg

しかしカーテンを開けると高さを思い知る

IMG_3417.jpg

そして起きると天井にある突起で頭を打った

IMG_3415.jpg

そして窓が小さい上に床にあり外を見るのに一苦労

しかしやはり寝る分には問題ない




ガコンという少しの衝撃と共に「きたぐに」は大阪駅を離れる

走行音はゴーという重厚なもの

デッキでは走行音がうるさいが、客室は防音がしっかりしており割と静かである

JRの通勤電車では耳につくガタンゴトンという音はあまり聞こえない


新大阪を出ると各停車駅の到着時刻の案内が入る

急行だけに多めの停車駅を車掌が丁寧に読み上げる

車内放送の前には「汽笛一声新橋を はや我が汽車は離れたり」の鉄道唱歌のオルゴール

長く国鉄車両で使われたこのメロディーは、583系の歴史を物語るかのよう

通勤電車に乗り慣れていると、夜行のゆったりとした柔らかな語り口はある種の新鮮味を覚える

特に印象に残ったのは「鉄道ファンの皆様、興奮覚めやらぬと思いますが、備えつけの浴衣に袖を通し、ベッドに横になり、きたぐに号の乗り心地をお楽しみ下さい」という旨のアナウンス

型にはまった放送だけでない辺り、長距離列車らしくて実に良い

IMG_3424.jpg

どこの駅だったか忘れてしまったが新快速用の225系が回送幕で留置してある

こういった非日常感こそ夜行の楽しみではないだろうか



滋賀県から福井県辺りで周りの寝台から寝息やいびきが聞こえ始めた

別に眠れないほどではないが向かいの寝台から盛大ないびきが

荷物を上げるのを手助けした女性である

かなり美人だったのだが美人でもいびきをかくのかと勉強した

夜行列車は新たな発見に満ちあふれている


IMG_3426.jpg

IMG_3427.jpg

IMG_3428.jpg

IMG_3429.jpg

直江津に着くと少しばかりの長時間停車

特別に車内販売が入って来たのでどんなものか見に行ったがあまり大した物は売っていなかったので写真を撮る事にする


そのまま暫くするともう新潟

最後に流れた鉄道唱歌のオルゴールは楽しかった夜行列車の旅の終わりを告げ

まだまだ乗っていたいが下車の支度を整える

IMG_3436.jpg

がらんと空いた寝台が物悲しい

ありがとう、583系 きたぐに廃止でもまだまだ活躍できると僕は信じている

IMG_3438_20120324141237.jpg
終着、新潟駅
スポンサーサイト

きたぐに 2012年3月15日 定期運行終了の一日前

[鉄道]583系
03 /22 2012
去る3月15日、定期運行が終了する夜行急行「きたぐに」に乗って来ました


SCN_0006.jpg
生涯大事にします

SH380107.jpg
最高にカッコイイ!



120315_2319~01
SH380109.jpg

そして…狭い!
120315_2329~01

外を見るのはこの窓一つだけ

正直、見えない。
120315_2330~01


SH380108.jpg
鉄道リネン…そんなのがあるんですね

芳鉄DX

アニメ、鉄道(特に関西)、カメラ、釣り、麻雀、自転車その他を愛する自称趣味人。好きなアニメはガンダム(初代)とカウボーイビバップ。でも最近は萌えも重要だと気付く。永遠の17歳ってことで。