ブログって日記だそうなので、当日の出来事を記すのが筋なのかもしれないが、気にしたら負けということで。
高校からの友人氏が京都に帰ってきたので桜でも見に行こうということになり、市バスの一日券でぶいーっと走って桜を見てきた。その時の友人氏曰く、友人氏の友人氏(そして彼は僕の友人でもある。わざとややこしく書いてみた)が今もこのブログを見てくれているそうだ。だからまた書くことにする。
朝(といってもそんなに早くない)、京都駅に集合なのだが、七条の駅からバスに乗ろうとしたら来ないし動かないしで遅れた。僕はいつも遅れている気がする。申しわけない限りだ。時間にルーズなのは直さないとまずいな。
まあそんなことはどうでもよくないがどうでもいい。京都駅からバスに乗って出発することにする。しかし平日だというのにすごい人でなかなかバスに乗れない。しゃべっていたからそんなに長く感じなかったが30分ぐらい待ったはず。そしてようやくバスに乗ったら超満員の中ラッキーにも座れたので、この前行った旅行の話でもしようとカメラを取り出し、話題提供にカメラって素晴らしいツールだよね、と思って電源をつけたら
「Card カードがありません」
やらかした。
これでめでたく自慢の相棒デジタル一眼レフは重りである。友人氏と以前弁天町の交通科学博物館(懐かしい名前だ…)に行ったときはバッテリーを忘れてしまって、この時もただの重りだった。これ以外に僕はカメラが機能しないという状況になったことは無い。彼と一緒の時は忘れ物をしがちである。
気を取り直してバスを降り、銀閣寺前へ。

あまり天気は良くないのでカメラの写りは良くないが、目で見る分には綺麗だった。雨もやんでよかった。

哲学の道。落ち着いた美しさだった。京大に通っておきながら西田哲学の何たるかもわかっていないしここに来たのも蛍の時期の一回っきりだった。とてももったいないことをしていると思った。人生その時その時を大切にしないといけないと思った。まだ若いといえど人生あと60回ぐらいしか桜を楽しめないのである。そう考えると小さい頃はただの木だと思っていた桜も途端に価値のあるものになった。

南禅寺から水路を歩いてインクラインへ。水路閣が歩けるとは知らなかった。一人で歩くのも良いが、友達と歩くと発見が多くて良い。

鉄道的にも歩いて楽しい。かつて京都を衰退から救った先人の遺産である。ありがたや。

ここから船を上げたと。遊覧船に乗る観光客がいっぱいいたけど高いしいいやってなった。

そのあと円山公園へ。行ったことなかったけれど、父に話を聞く分には桜が綺麗とのことで期待して行った。期待通りいや期待以上の素晴らしい枝垂桜。
なんでカメラのカード忘れたんだその後京都駅でうどん食ってソフマップでゲーム()眺めて解散した。
折角一日券かったのだからと市バスで京都駅から中書島駅、乗り換えて淀駅まで行ったら一時間もかかった。お疲れ。