高校からの友人N氏に貸していた(らしい)ダンベルを返してもらうために、はるばる近所まで来てもらった。貸したということをすっかり忘れていたので借りパクされても全く気付かなかったのだが、彼が記憶力の良い人で良かった。彼はSSD並の記憶力とCorei7プロセッサ並の処理能力を備えたウルトラスーパーエリートなので、私が何もかもを忘れていても何とかしてくれる。このような能力も人格も優れた友人を得られたのは高校時代最大の収穫だろう。
ダンベルを返してもらった後、暫く立ち話をしていたのだが(今思えばしゃべるならくずはモールの
さんぜんひろば←公式サイトか最低限どこかの公園のベンチに来てもらえばよかった)漠然とした将来への不安からかネガティブな発言が多くて心配になった。かつて高校時代は向かうところ敵なしの頭脳を擁しているだけあって強気の発言が多かったような気がするが、大学生活、人間社会というのはこれほど精神的に病むもので、言うならば天才というような人から牙をもぐものなのかと驚く。しかしまあ、私も就職について考えると不安になるので頭脳が優秀かどうかにかかわらずそういうものなのかもしれない。そして将来的に仕事に追われるようになると尚暗くなりそうで怖い。そうなると、普段は時間の無駄に終わってしまうかもしれないちょっとした雑談というのは価値のあるものになるだろう。私は酒に弱いので飲みにはあまり行かないが、飲むのもそういうことなのだろう。もう少し年をとればそういうのも良いのかもしれない。
彼と話していて一番おもしろかったのは彼が私と話したい理由についてで、「リア充してて聞く側が嫌になることもないし、残念すぎて暗い雰囲気になってしまうこともない丁度いい残念さだから」だそうだ。非常によくわかる。いいポジションだと自分でも思っているけど現実は深刻なのが問題だ。そろそろ脱却しないといけないなと思うがどうにもならなくなってきている。応援してくれたみさぴー氏には申し訳ない限りだが、どうしてこうなったという感じしかしない。まあ、狭義のリア充ではないけど趣味が楽しいし人生つまらんという訳ではないのでこれからもゆるりと生きていくのだろうなとは思う。
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